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忘れられるここ [日記]

いや、なんか。本の感想まとめるのって気合いがいるので。
今は酔った勢いでババーンと書けないかな、って。

前回更新からのハイライト。
・中学時代からの友人と共に金沢でお茶を堪能してきた。
小学校時代の友人に誘われてリンホラライブ@金沢参戦してきた。夢のようでした。
・クロビ始めました。適正はLv40前後。
・リフレシアのゲームコンポーザーのあれ、やばすぎた。今月は節約を心に決めたので、控えてます。なので、下村さんの新曲しか解禁してないですけど、やばい。

なんか、希望休を出してから先輩に「有給にして1日増やしちゃおうよ」と言われたのですが、一体どうなるのやら。まぁ、明後日の全員出社で決まるでしょう。社長もおられるし。

てことで、最近読んだ本。なんと4冊分。

・志村一矢『ミュース 翡翠の竜使い』
メディアワークス文庫で新刊をチェックしていた時に見つけた本です。
あらすじの最後に「慟哭のファンタジー」とかあったので購入を決意しました。

里を滅ぼした者への復讐を誓う少女と古の邪竜の物語。
一夜で里を滅ぼした者への復讐を胸に、力を得るため凍土を旅しているところから始まります。
やがて、伝説の邪竜の封印を解き、そして殺すべき相手の下へ向かう度が始まります。
ミュースの容姿はさほど細かくは書かれていませんが、邪竜であるシャグランは美青年。
この取り合わせだけだと、どちらかといえば女性向けファンタジーなのかなぁ、と思いながら読んでしまいました。ビーンズ文庫にありそう。
最初は互いを利用する為だけだった二人がやがて心を通わせていくのは、読んでいて安心感を覚えます。長い旅路がずっとあんな調子でしたら、やはり心配になりますし。
ミュースは過去のことがあって心を閉ざしているにも近い状況ですが、その心根は優しいままです。
事実、野盗に襲われている少年を助け、彼を巻きこめないから、と嘘を吐いて自分達の旅時から引き離します。
まぁ、彼は肝が据わっているので追いかけてきてしまうのですが。

個人的には、とても面白い設定でした。色で竜の性質が変わるというのはなかなか。
『禁言』も、おぉ、と思う使い方があるし。
ただ、欲を言えば、もう少しミュースの内面を掘り下げてほしかったかなぁ、と。
特に後半。ミュースの心情は移り変わっているはずなんですけど、もうちょっと深く書いて欲しかったかな、と。
私が馬鹿なせいかもしれないんですけど、置いてきぼりを食らった感じでした。
なぜそう考えたのか、が知りたいせいかもしれないですけど。全編通してもう少しあればなぁ、と思ってました。
続くような終わり方だったので、できるなら2巻が読みたいものです。

・有川浩『シアター!』
3巻で終わると、2巻のあとがきにあったのでひたすら待ちましたが、いくら待っても出ないので諦めて読みました。
実に6年半。先に言ってしまえば、とんでもなく面白かったです。

脚本を書く以外に能がない泣き虫主宰となんでもこなせてしまう鉄血宰相の物語。
冒頭で300万の借金を作ってしまう主宰もそうですが、「劇団の売り上げで2年で返せ」と言ってしまうお兄ちゃんもすごい。
有川作品は、嘘を一つだけ混ぜ込んで残りは本当のことで形作る、という書き方もある、と見た覚えがあります。今回のお話もきっとこの類です。
借金と返済が大掛かりな嘘で、あとはその目的をどう達成するか、というのを現実的に詰めていくお話なんですよね。
「金と時間は反比例の関係だ!」とかもう耳の痛い言葉ですね。心にぐさぐさ刺さりました。
他にも巧の姿勢には、物書きとして大切にしたい要素があるなぁ、と思った次第です。

今回は千歳が溶け込む、というのが最大の見せ場だったのかな、と。
『掃き溜めトレジャー』の公演部分なんかはまさにそういうところですよね。
各キャラの雰囲気、ポイントをしっかり押さえつつも、物語同様、千歳が前面に押し出された感じでした。
登場人物が多いですけど、人間関係なんかも割と分かりやすく、ストレスなくぱらぱら読めます。
電車に揺られながらでも余裕で1冊行けますね。

相変わらずテンポ良い文章だ、と脱帽です。

・有川浩『シアター! 2』
そんなわけですぐに手を出した2巻。
今回は、動き出す人間関係、といった話かな、と。
司が保護者役なのは相変わらずですが、各々がそれぞれ一歩ずつ進んでいるのが手に取るようにわかります。
黒川、秦泉寺は劇団の中で自立した立場を持ち、ゆかりは役者として大きな一歩を踏み出し、千歳とすずも後輩ながら出来ることをやろう、という気持ちで前を向きます。
個人的には、ゆかりと小宮山の恋愛事情なんかは読んでてほっこりしました。そういうのもいいなー。こういう部分は有川作品ならでは、ですね。
他にもくっつきそうな方々はいますけれど、個人的にはこの二人が一番見ていて安心できます。

今回は、借金返済までの道のり、でした。
1巻では丁寧に一つの劇に焦点を当てていましたが、今回は借金返済のために団員がどう動くか、というところに焦点が当たっていたので、時間の進みが早かったです。それでも、置いて行かれた感じはしないので不思議。
その中で起きるトラブルを団員同士、あるいは司の行動力で解決してしまう、という。いや、おにいちゃんは最強です。
今回は、なぜ巧に人が集まるのか、というところにも焦点があてられていて、物語がすごく掘り下げられたような感じでした。
牧子の恋する女の子の行動にもぜひご注目、という感じです。

正直、ここで終わって「3巻でおわり」と言われていて「出すまでに時間が掛かる」と言われてはいたものの、なんでここで終わるんだ、という心境です。
打ちきりなんでしょうか……。売れなかったんでしょうか。
この作品を出していた頃には『図書館戦争』もアニメが放送されていましたし、決して売れない作家、という括りに入る方ではないのですけど……。
何にせよ続きが読みたいです。お願いします……。

・上橋菜穂子『鹿の王 1』
2年前の本屋大賞作品。当時から気になっていたんですけど、今月文庫落ちしたので迷う必要はない、とばかりに買いました。
誤算だったのは『獣の奏者』と同じで2巻で終わると思っていたことですかね。文庫は全4巻だそうです。もう全巻買ったけど。
6月の文庫は本当に豊作でした。まだ買えてないシリーズもあって、見送ったんですけど。『図書館の魔女』シリーズ2巻文庫落ち、『八咫烏』シリーズ4巻文庫落ち、と読みたいのが次々文庫になって絶望しました。
『鹿の王』を買ったのは、そりゃまぁ、1巻が出たからなんですけど。

冒頭で「光る葉っぱが死んじゃいました」っていうのを見た時は、えぇ、背筋が凍りました。
冒頭で生き物が死ぬ、といいますと否応なく『獣の奏者』を思い出します。1巻の展開があんなだったので、固唾をのんでページを繰ったのですが、そんなことにはならずに安心しました。

死の病を生き残った奴隷の男と、死の病から救済しようと足掻く医術師の男の話です。
ダブル主人公となっているようで、章ごとに視点が切り替わります。
解説を読んで初めてホッサルが東乎瑠側の主人公だと知りました……。視点、完全にマコウカンだったじゃないですか……。なので私はてっきりマコウカンが主人公かと。
まぁ、物語の重要な部分を握っているのは、たしかにホッサルなんですけど。

遠く離れた場所で交互に動いていく物語ではありますが、共通しているものが、一つ。
死をもたらす病、『黒狼熱』。
ヴァンは罹った側、ホッサルは治す側としてそれぞれ奔走します。どちらもが、そこで生きるために。

1巻では、本当に導入のみ、みたいな形です。
物語上で何が起きているのか、彼らはどう生きているのか。
そういったことが語られ、大きく動き出しそうな4章。その1節までが収録。

作りこまれた世界観、というよりも、その世界で生きる人々の息吹を感じられるような文章は圧巻です。
解説でも『ファンタジー』の定義に触れておりますけれど、たしかにこれもファンタジーです。
世界観を楽しむもの。私は『静のファンタジー』とか言って、やっぱり好んで読みますけど。
これから、物語の中の人々がどう動くのか、とても楽しみです。
……まぁ、現時点で2巻の3分の2ほどは読み終えているんですけどね。
電車の移動時間、恐ろしい(めっちゃ読んだ)。


そういや、ドラクエのためにPS4を買ったのはいいんですが、全く出来てないです。
まだネットワークにすら繋いでないです。なんてことだ。
ですが、今月は〆切ラッシュが続いてるので当分出来なさそうです。うち1本は提出作品な物で……。
紙媒体になるので、これを遅らせるわけにはいかんのですよ。中身まだ決まってないのが大問題なんですけど。締日までにはどっちのネタで行くか決断しなきゃなぁ、と思っております。
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休んでるようでそうじゃないらしい [日記]

さて、4月は何と月5日しか休めなかったらしいですが、皆さんはGW勝ち組ですか?
一応、30日から7日の間に4日休みましたけど、これを勝ち組というのか否か……。
実家に帰っていろいろ収穫もありました。
来月は友人と金沢行く予定も出来ましたしね。
「抹茶が好きな人間がおらん」ということで、「え、じゃあ行こうよ。平日になっちゃうけど」と言ったら、
「土日の仕事暇だから平日がいい」と言われました。お前神かよ。
一応、彼女はサービス業という仕事には分類……されるんかな、あの業種って。

あと、スマホゲーもぽちぽちしてます。
召喚士は気が乗らないので完全休業。EP2実装とはいうものの、個人的にストーリーもあまり……、だったので。
また気が向くまではやらないのでしょう。

てことで、今やってるのが、FGOとアナザーエデン。あとぷよクエも相変わらずぶん回してます。
ぷよクエはまぁ、取捨選択してログボのみの週とぶん回してる週がありますが、真面目に育成しないとな、と思ってるところです。

FGOは、CCCコラボガチャ実装の日に実家に帰ったのですが。
ツイッターで「☆5でねぇよ!」と言ってた妹に「じゃあ実家帰って隣で爆死してやろう!」とリプ送って実際に引いたら、目の前でメルトリリス引きました。
「は!? お前殺すぞ!?」と言われ、大いに怒りを買いました。しばらく実家ガチャはやってみようと思います。
でもその後、彼女はコラボガチャパート2でキアラ出してたから、恨みは半減くらいはされてるはずです。
AP半減イベでメインストーリーをめっちゃ進めてますが、第3特異点終盤からさすがにきつくて。どう足掻いても魔神柱に勝てなかったので、フレサポ使いました(基本はNPCサポなのです……)。
てことで、育成で再臨素材を集めようとしたり種火狩ったりして育成してますが、素材のフリクエするためには結局メインストーリー進める必要があるので、ピースいらないクラスの日は余ったAPでストーリーやってます。
今は第4特異点の序盤です。オケアノスの序盤が苦痛に感じただけに(後半は熱かった)、ロンドンの雰囲気は好きですね。
来週で半減が終わるみたいですが、多分終わらないと思ってます。今は育成しないといけないなー、と思ってるので。

アナザーエデンは第10章のボスで躓いてます。
「一番いい装備を頼む」とばかりに鍛冶屋で揃えてたらまさかの所持金が尽きたので、素材集め兼レベリングで金策してました。なんとか揃ったので、今日にでも倒しに行こうと思います。
章がかなり小分けされてますが、体感的には現在が第2章という感じ。まだ全体像が見えない、というか本来の目的には辿り着きそうにないのでもうしばらく続くのでしょう。
ていうか、これが本当に時間泥棒。声優ほいほい、プロデューサーほいほいでCBTからやってますけど、普通に楽しい。
面白いスマホゲー、というよりかは、面白いRPG探してる方にやってほしいですね。
まぁ、時空超える系の話が苦手な方にはおすすめできませんけど。

そんなこんなでスマホゲームばかりで、3DSには手が出せてません!
欲しいゲームも積んでるゲームもいっぱい。困ったものです。夏にはドラクエ11を本体ごと買う予定なので、一つでも消化したいところ。モンハン村クエくらいは終わらせたいですね。

あと、欲しい小説も増えていく……。
通ってるゲーセンの近くに大きい本屋さんがあるんですけど、海外作家の本が多くて……。増えてく増えてく。
それらを買うために積み本を消化中。
ここ1ヶ月ほどはいいペースですが、そのうちまた落ちそうです。

てことで最近読んだ本。
・紅玉いづき『大正箱娘 怪人カシオペイヤ』
前巻は「女性の生き辛さ」が前面に現れていましたが、今回はなんと形容すればいいのでしょう。
『社会的弱者』と一纏めにしていいものか。語彙力のなさが分かる。少数派の生き辛さ?

今回は紺とうららの物語、というよりかは、紺と怪人の物語。
前巻ではその影を垣間見るだけでしたが、今回はついに邂逅を果たします。
個人的に一番驚いたのは、燕也再登場。しかもガッツリ話に絡む。
それも思ったよりいい人。不覚にも、不覚にも心を掴まれてしまいました。
粗雑な態度を表に出しているのは、生き抜くためでしょうか。守るためでしょうか。
まさか裏であんなに思いやることができるとは、と。
そして何よりも、第3話。作中一度だけの「紺」。あれ、掴まれました。
彼が切れるカードはまだあるのでしょう。彼が握っている謎もまだあるのでしょう。
そして、うららにまつわる秘密も、まだ多い。
悪食警部の属する政府側も闇をとてもたくさん孕んでいそうです。
物語はまだ、箱の中。再び開くのが、待ち遠しいです。


・有川浩『阪急電車』
……もはや何年積んだのか分からないやつのうちの1冊(ラブコメ今昔も多分5年くらい積んでます)。
大学時代に何度かパラパラとは捲っていましたが、きちんと読んだのは今やっと、です。

小さな偶然が繋ぐ縁の物語。阪急電鉄今津線を舞台に紡がれる短編連作集です。
前半、西宮北口行の話で起きた偶然が、登場人物たちの生き方を変え、そして後半、宝塚行で縁となって繋がる。
本当に、小さな偶然なんですけど、こうまで生き方が変わるんだなぁ、と。恋人になったり、人生の再スタートを切ったり、と本当に様々です。
個人的には時江がいい味出してるなぁ、と。背すじのしゃんと伸びた老婦人、好きです。
翔子の小林駅での話もお気に入りだったり。ほっこりするような町、いいですね。
現実では、電車の中での心温まる出会いってのはほとんどないでしょうけど。でも、だからこそこんな偶然あったらいいなー! と思わせてくれます。

読んでて心温まるようで、小さな発見が楽しくなるような話でした。
そしてとんでもなく読みやすい。短編連作だから、というのもあるかもしれないですが、本当に読み進めるのが早かったです。半月くらいで読み切りましたしね。
一組の恋模様じゃなかったから、ていうのもあるかもしれませんが。今回の恋模様はさくっと浚う感じでしたし。
自衛隊三部作や『図書館戦争』シリーズのようなちょっとした派手さのある話も好みですが、こういう話もさらりと読めて好きです。
でも買うだけ買ってきちんと読んでないのはいただけないですね。まだ3,4冊ほど読んでないのがあるので……。

てことで、次の読むのも今の所単発のものです。今度はファンタジー。
これもちょっと薄いので案外早く読めるんじゃないかなぁ、と踏んでいます。分からないけど。

暴食が止まらない [日記]

なんだか、仕事が暇すぎたり、忙しすぎたりで波があり過ぎて困ってしまいます。
そしてなんだか冬になってから、恒例と言えば恒例なんですが気分が下降気味で。
……なんでもいいから食べていれば安定するらしいと気付いた私、ひたすら食べ続けております。
マーガリン入りのレーズンバターロールが本当においしいです。
もうほんと、夕飯後から寝るまでひたすら何かを食べております。
さすがに太っただろやばいだろ、だってなんか、うん、と思って先日健康診断に臨んだわけですが。

……視力以外そんな変わらなかった件について。

ちらっと見えた画面では、前回よりも体脂肪率がだいぶ減っている気がしたのですが。
明らかにおかしい。大丈夫かそれ。いいんですか、私の体。
結果的に、体重は1年2ヵ月前とあまり変わりませんでしたとさ。
でも、そろそろ本気で暴食は止めた方がいいと思うのですよね。止められないけど。

最近読んだ本。
・新八角『血翼王亡命譚Ⅲ ――ガラドの夜明け――』
結論から先に言うと、とても面白かったです。
一章から緊迫の展開が続き、最後にはハッピーエンド。彼らの旅は続いていく、という未来を感じさせるエンディングでした。
戦争を止めるどころか、開戦へと向けて転がり落ちていく。女王の意志から、猫の意志へ。全ては復讐のために。種族の復讐のために、三国は翻弄されていく。
ユウファを中心としながらも、スケールが広がっていくのが、読んでてわくわくするし、緊張もします。
もはや、国を担う人間ではなくなってしまったのに、どんどんと話が広がる。彼はどんな役割を今回担うのか、それを考えるだけで、先が気になる。
友情の前では国など関係がない三人の関係もいいなぁ、って。
「一人の少女が笑っていられる国」を作るならば、国を敵に回すことも厭わない。それは無謀か、勇気か。答えはきっと前者なのでしょう。でも、二人がいたから、ユウファは進めた。
刀に宿るアルナがいて。ユウファの手を引くように旅へ誘うイルナがいて。スゥとべオルがいて。そんな仲間に恵まれたからこそ、ユウファの旅は続き、あの日消えてしまった命のために、彼女の母と向き合うことができたのでしょう。
ユウファにとってはアルナが全て。戦争を止めたいと思ったのはアルナの願いだから。
だから、危険を顧みることなく、彼は出来ることを為そうとした。猫の手にあった道具に触れたのもそのため。
猫の夢で出会った偉大な王と対峙し、別れ、現実と向き合い、離れた彼女と再会する。
本当に、本当に。六章からは先が気になってしょうがなくてずっと読んでいるような状態でした。
思い出の地である場所での王との再会では、その言葉に涙さえ溢れそうになり。言血の境界があいまいになってしまったユウファを待つ仲間たちの強い決意はあまりにも眩しかった。
王を失った護舞官は生きる理由を失い地に落ちると言うけれども、ユウファは本当に恵まれていた。
アルナは再び彼の中に戻り、そして、アルナの母にはありったけの想いを告げる。そうして王の心を動かし、戦争は終わり。
彼は眠ってしまったけれど。目覚めた彼はまた仲間に囲まれて、そして、次の旅路を歩み始める。

三巻全て、舞台が異なっていたのですが、まさかこうも繋がるとは思っていなかったので、ただただ圧巻でした。
後半は、もう本当に面白くて。
ガタリの、ディナンへの意趣返し、自分こそが国であるという宣誓は、敵であったはずのユウファを友として助けるのだという硬い決意がありましたし。
アルナとの別れのシーンは寂しくもありましたが、希望もあり。
きっと、アルナがもっと自由に言葉を口に出来たならば。彼女は、1巻で死ぬとき、あんな寂しそうに笑いながら死んだのだろうか、と思い。
そして、何よりも、今回出てきた台詞で、繋がった時は本当、泣きそうでした。出先で一気に読んでたんですけどね。

久々に読んだラノベでしたけど。これからもこの路線で、本当に、お願いします。という気持ちでいっぱいです。
こんなファンタジー大好き。でも、文章量は多いらしいので、そういうの苦手な人は無理かも、ということらしいです。読書メーターのレビュー見る限りですが。私は何も思いませんが。普段読むのこんなばっかりだし。

そんなわけで、泣きそうになった台詞を記して、今回は終わりです。
「もう一度言おう。――君はこれからも生きなきゃいけない。私が見れなかった世界を見て、感じて、生きなければいけない。それからきっと、誰かに愛されて、誰かに愛してると言うんだ」

春になってしまいましたね [日記]

読書スピードが落ちたことと、書こうと思ってることが割と長い、ということでその存在を完全に忘れ去られてました。
先ほど、ちょっと本に関する話が出たことで、とりあえずそれだけでも書こうと思ったしだいです。
いえ、読書メーターでいろいろ管理してるんですが、これ書かないとそっちも動かないもので。
……さすがに読んで1ヵ月以上放置してるのもどうかと思っただけです。

あ、近々真面目に更新しますよ。
FGOのネタではないです。ガチャは爆死したけど。
悪いノッブも倒せない。
でもストーリーは超ぐだぐだですね。タイトル通りぐだぐだ。
本編とシナリオ書いてる人同じならば、作風の幅があってすごいな、と素直に思うレベル。
本編のシナリオは召喚士よりもレベル高いですね。こっちの方がやってて楽しいです。
好み、と言えばそれまでですがね。

まぁ、なんで真面目に更新してないかって、そりゃあ私がスマホ使いこなせてなくてSS取り込むのめんどいからですよ。
バックアップ取るデータがない。なぜスマホにしたのか疑問を持つレベルですが。
あと、今使ってるパソコンもバックアップ取るには若干の不安があるからなんですよねー。
1回フリーズしたし。そろそろ丸6年ほどのお付き合いになるので仕方ないといえば……なくないような。
まぁ、考えておこう。アドレス帳くらいはないとやっぱり困りますしね。写真はicloudがあるし。
……あれ、アドレス帳もicloudでいいのか? 一応結合してるけど。

てことで、最近読んだ本
新八角『血翼王亡命譚――ナサンゴラの幻翼――』
1巻終盤で、アルナリス王女は命を落とし、二人と一匹と一羽は喪失感を抱えたまま旅を続ける。
てことで、今回はユウファとイルナの旅です。形としては、イルナの追う翼人伝説にユウファ達も同行する、という。
その伝説を求めて、ナサンゴラという町へ護衛のジル、そしてその娘のサーニャというちょっと大所帯での旅になります。
無事に目的地に着いたものの、その夜、町を散策している時に二人は捕らえられ、そこから、ナサンゴラという町と戦うことに(住民ではない、というのがポイント)。
繰り返される一年間と、繰り返される終わり。どれほど足掻こうとも結末は変わらず、王も、監視者も諦めてしまった、全てが止まった町。
それを、巻き込まれてしまったユウファとイルナが終わらせようと奮闘する話です。
イルナと監視者である鳥は仲が悪いような良さそうな、そんな微妙な関係ですが、某アニメの言葉を借りるならば、さぞ知的な会話を繰り広げていることでしょう。
鳥が残した記録と、圧倒的な知恵を持つイルナの考える作戦、そして二人の武芸者。町との戦いは有利であるかのように見えますが、向こうもどんどん賢くなっていく。
けれど、二人は諦めなかった。諦めなかったからこそ、ユウファは町の意志がどんなものであるかに気付き、アルナと手を取り、二人で戦うに至った。
結局のところ、人というものは何よりも感情を優先するのでしょう。だからこそ、彼らには力が与えられたのでしょうね。

そういや、前巻は猫、今巻は鳥だったわけですよ。
この世界観、人間は猫、鳥、蛇のいずれかの血を引いているという設定なのですが、こうきたので「じゃあ次は蛇か!」と3巻を読んでおりますが、蛇のへの字もありませんでした。残念。
恐ろしさを垣間見せる生物たちの最後の一匹もぜひ見たかったものです。

さて、終盤、1巻でも話に上がっていた戦争の話がやってきました。
彼らの旅は、まだ続くみたいです。

師走になっちゃった [日記]

ネタはあるんですが、何分ブログを書く動機が、本を読み切ったら、になってしまって。
10月は忙しかったのでなかなか読み進められず。

この約2ヵ月で一番ネタになるなと思ったこと。

ノスタルジアという音ゲーのロケテ行きました。

いや、幼馴染にツイッターで「富山でロケテやってるぞ」と言われなければ行けなかったです。
ポータルサイトにも告知されてなかったし。公式で言ってたくらい。
外出から帰ってきてこれからご飯作るかって時に教えてもらったのですが、幸い車で20分ちょいのゲーセン。というかいつも行ってるところだったので行ってきました。
前日あったチュウニズムのモニターなくなっててびびった!

まぁ、感想としては、ノーマルは難なくクリアできるけど、ハードからちときつい。
元々頭の処理能力ないので仕方ないのですが。
こりゃあピアノなんて弾けるわけないわな、という腕前です、残念。
でも、『蠍火』ノーマルの難易度は笑いました。思わず難易度の針? の数かぞえました。
……いや、ギリギリクリアできたけど、それよりレベル低いハード譜面落としたからな……。
まぁ、稼働したらやるつもりでいます。これできたらもう少しピアノ弾ける気がする、とか思ってます。
……そんなのは幻想でしょうが。


最近読んだ本。

新八角『血翼王亡命譚Ⅰ ――祈刀のアルナ――』
キャラノベものはちょくちょく読んでたんですが、ガチのラノベを読むのは実に2年半ぶりです。
ウィザブレ以外もうろくに買ってませんでしたかね。シリーズ1個積んでるけど。
今年の電撃小説大賞の銀賞の小説でした。個人的には今年も好みのものが出てるので、ありがとう、本当にありがとう、という感じ。もう完結したけど。

言葉を話してはならない少女と、彼女を守ることが全ての少年の物語。
一人称のファンタジー小説は、もう記憶にありません。遠い昔に海外文学で読んだかもしれないですが。
てことでほぼ初体験だったのですが、これはこれでありですね。
なんといっても、ユウファが意外に物を知らないってのがポイント。語り手である彼が知らないからこそ、周りが教えてくれて、それを彼が更に噛み砕いて教えてくれる、って感じで。
彼は刀の使い手でもあるから、戦闘描写も軽いものではないので、ファンタジーとして非常に楽しめます。
ただ、一点だけ。『言血』についてだけがよく分からないまま終わりました。
ところどころ触れてはいるのですが、詳しくは語られなくて。
人間の感情を制御する目に見えないもの、という認識でいたら、全ての生命にとって欠かせないものと言われ。言血を外に出すと言われても、「感情でしょ?」となり。そして、言血は体に取り込まれた言葉だ、と書かれる。だからこそ王族が話してはならない、というのは納得できましたが。
どうしても、どうしてもこれだけが分からなかったのです。だから何度もあっちへ戻りこっちへ戻り、とやってるうちにこんなに読むのに時間が掛かってしまいました……。
ただ、終盤の話の展開を考えると、言血がなくなれば、生命は息絶える、っていうのは理解できた。

中身は8割方シリアスに話が進んでいきます。ほのぼのとしてるのは最初の2章までです。
ユウファとアルナに迫る魔の手、猫の長官の思惑、黒幕の思惑。そういったものが絡み合って、どんどん悲劇へ転がり落ちていく。
逃避行、なんていうお話じゃないです。敵の思惑の中でいかに足掻くか、というお話です。
敵も味方も、誰一人として救われないままに終わっていきました。ユウファもアルナもスゥもイルナも。ガロカにヘイダス、そして女王だって報われていない。
それでも、彼らは生き延びることを選択した。全てを失くしても、明日を生きる選択をした。それが、最後のユウファの燕舞でしょう。
彼は、まだまだ世界を見なくてはいけないのだから。

ということで、2巻も読み始めてます。
先にこれだけ言わせてください。
巻末でいいからこの用語解説1巻にも欲しかったです(『言血』について簡素に書いてあったため)。

休みがありません [日記]

前回ブログを書いた時には触れてなかったんですね。
実家に帰った時の妹の反応と、先日フォロワーさんとスカイプで喋った時の反応を総合すると、ツイッターでは書いてなかったようです。
前回「連休になりそうで困惑」と書きましたが、理由は簡単です。

同期が退職しました。

てことで、有給消化で2日後から来なくなるってスケジュールを組んだがゆえに私がその分休んでよ、となったそうです。
まぁ、うち1日は休みが延びてただけなんですけど。

ちなみに。その彼女が有給消化に入ってから、最終日に制服を返しに来るその日まで私は休めませんでした。
11連勤。さすがにいろいろとやばかったです。
ツイッターでは散々書きましたが、1週間を越えるとおかしくなります。
判断力、動き、その他もろもろ。もはや鈍化とかいうレベルを超えて、思考停止です。
9日目に経理の方に「まぁ、夜中入らなかったしきっと大丈夫。明日は休めるよ」と言われたのがフラグで延長戦したのもいい思い出。
その2時間後に仕事入って絶望したのは言うまでもなく。のんびりしてましたが、いろいろダメになってましたので、お家へ行って巨大蜘蛛の巣に突っ込んでいきました。いやぁ、もはや笑うしかなかったなー。
……担当者もお疲れだったのか「俺もさっきその辺で蜘蛛の巣に引っかかった」というお言葉をいただきましたが。

ともあれ、恐らくそれが引き金となって、何か裏で工作があったらしく。
「最長で7日間」という謎の取り決めが出来たそうです。おかげで明日(日付変わったので今日か)は施行がありますが休みです。1件だけですしねー。

さすがにその時は全体的に休めていなかったので、スタッフのテンションはおかしかったですが。
いや、今日のようなのんびりした日でも、お一人おかしかった方がいますが。

8月からずっとフィーバーしてて、今月入ってようやく落ち着いてはいますが。
結局、6連勤→1日休み、という流れが出来上がりつつあるようです。
4日に一度は休めないものですね。それくらいがいろいろちょうどいいのですが。


てことで最近読んだ本。

有川浩『県庁おもてなし課』
読み切るのに1ヵ月ちょっと掛かりました。さすがに長かったです。分厚さもなかなか(約500ページ)でしたけどね。
高知県を舞台にしたほんのり甘い観光小説です。おもてなし課は実在するそうで。
新設されたおもてなし課が一つの成果を作り上げるまでの物語です。

吉門のダメだしの嵐からお話が始まる本作。『民間感覚』の欠如を突きつけられ、それでもお役所を突き放さないのは、高知をなんとかしたい、との思いから。
彼のアドバイスで、おもてなし課がどんどんと変わっていき、いい方向へ転がっていきます。

このお話が面白くなるのは、パンダ誘致論者の清遠が登場してから。
彼のバイタリティ溢れる発言と行動は、掛水をはじめとしたおもてなし課の面々だけでなく、読者の世界すらも広げていきます。
日曜市に嵐の後の岬にスカイパーク。言葉で語らずとも、体験で感じることはあるとばかりに連れ回され、本当に世界が広がるようでした。

どろどろとした権力争いは、ちょっとリアル。
……いえ、県庁と地方議員じゃあ話が違うとか言われたら困りますけど。
でも会派関係なくあそこまで芋づる式に明るみに出たら、「あぁ、公の人は自分だけが得できれば後の人の都合などどうでもいいのだ」と思わざるを得ません。
脱線しました。

彼が追い出されてからも、吉門との交流は続き、ここからは、どちらかといえば人間関係に切り込んでいくようでした。
本筋は観光ですが、まぁ、そこは有川さんらしいキャラクターの掘り下げです。ほんのり甘いとは即ちこういうこと。それでも今作は恋愛要素が薄め(個人的に)だったので、これくらいがいいのかな、と。
が、あそこまで吉門の内面を掘り下げると、個人的には掛水と多紀の方も掘り下げてもよかったのではないかなー、と思ってみたり。

だって掛水がいきなり急成長しているんですもの。
ちょっとすっ飛ばし過ぎじゃないか、って思うくらいに。
タンデム飛行の時に片鱗は見せていたけれど、そこから後がちょっと急成長すぎたかなー、と個人的に思ってしまいました。
その辺は吉門の過去話の方が多いくらいでしたしね。
彼の内面が知れていいとは思いますが、本編か、と言われると。うーん……。

そんな急成長掛水のリードの下、課は一つの成果を作り上げ、高知の観光をこれからどうしていくか、というところで終了。
巻末にはリアル対談もあり、ちょっと観光に興味あるなーって人は読んでみるといいのではないでしょうか。
実際に、お役所でテキストとして研修したい、というお話があった、とあとがきにもありましたしね。
学ぶことは多いと思います。
その際、上記の過去話は「うーん」と感じるでしょうが。ここが『ほんのり甘い』と装飾せざるをえない理由です。
正直、掛水と多紀ちゃんは、双方向ですけど、甘さを感じないテイストでした。

ちょうど文庫が出たのが映画公開の前で、キャストも発表され、帯もその仕様だったんですけど。
読み終わってからキャストを見ると、これが不思議とはまってます。
個人的には、多紀ちゃんはもうちょっとはつらつとした女の子だった。髪もショートだと思ってたので。それ以外は、もう、あ、キャラクターまんまだ、って感じです。
映画なんて見に行かないので、これも見れなかったんですけど、公開当時、結構本気で見たかったものでした。
でもこれにズィルさん興味持つなんて思えないので……(当時は死んでたので居候人でした)。
つまりこの本は3年半ほど積まれてたってことです。長かった。


てことで、今はひっさびさにラノベを読み始めました。多分前回読んだのは、ウィザブレの8巻の下巻。もう2年半くらい読んでなかったらしい。
帯には「本物のファンタジーがここにある」の一文。
10年ちょっと前はそういうものがいっぱいあったのに、どんどんハーレムとかそういったものが流行っていって、ここ最近手を出せなかったラノベですが、ここ1,2年ほどは読みたいなー、と思えるものが増えてきた感じです。

ですが1つだけ言わせてください。
ウィザブレ9巻の中巻が12月も出ません! 2年お預けくらっててそろそろ辛いです!!
これで久々の新刊がまた本編挿絵一切なし、絶望展開待ったなし、とかだったらもう……もう……。
いえ、下巻までにメインキャラ一人退場だろうな、ってのは覚悟しております……。フリーズアウトで死ぬんだろうなぁ……。
そもそも上巻ラストが「地球上から彼ら旧き者を駆逐せよ」なので、開幕から絶望展開(ry)なのはまちがいないんでしょうけどね。
それにしたって、本当にいつ出るのでしょう……。

台風が秋を連れてきた [日記]

ってくらいには涼しくなったような感じがしますよね。
夜はともかく、朝の寝室は寒いです。体調に影響が出ました。
昼間も刺すような暑さがだいぶ緩和されてきましたし、これは秋が来るのかな、という感じです。
でも台風は来ないでいただきたい。
前回は守護神(山)がいかんなく力を発揮したのか台風は見事に直撃を免れたのですが、今回の予報図見てると、この前の台風がやってこなかったルートにやってくる予報じゃないですかやだー! という感じです。
北陸には5日にやってくるようですが、私はその日から仕事ですなんでだ(3日4日と連休になりそうでいまだに困惑中)。

とはいえ、暑さも油断ならないような話を一つ。
学校が始まりましたね。この時期は体育祭の季節です。
ですが、外はまだ暑い日もある。

そんな、新学期初日に、近くの中学校で熱中症で8人運ばれていきました。

めちゃくちゃ暑い日、というわけでもなかったのですが、やはり油断なりませんね。
先輩方はドクターヘリがグラウンドに降りてくるところをボーっと眺めていたそうです。
そりゃあ、立て続けに救急車2台も来てヘリの音もして、サイレン鳴らした赤い車来れば事件疑いますよね。
私は火事かと思いましたが、……建物の陰で何も見えなかったのでした。


最近読んだ本。
重松清『ナイフ』
多分10年以上ぶりの重松さん作品。小学校の時か中学校の時かに少し触れた気はしますが、ガッツリ読むのはこれが初めてです。
一言で言えば、えぐかった。
書かれている感情がリアルで、生々しくて、読むのが辛い。
その中で救いが書かれてるものもあれば、そうじゃないのもある。
個人的に感情移入できたのは、『ワニとハブとひょうたん池で』『キャッチボール日和』の2つ。
どっちもえぐい話じゃないか、とか言われそうですが。でもなぜかこの2つが気に入ってます。
こういういじめが実際にあることを知っているから、というのもありますが。
そういえば、講義で見たいじめの事例のビデオ、あれも90年代後半の話でしたね。
文庫版あとがきの日付が2000年になっていたので、割と流行のものだったのかしら。
でも絶対されたくないけど。

『キャッチボール日和』の方は、その後大輔がどうなったのかは個人的に気になりました。
後の話は綺麗に終わっていった気がします。

最後のお話を除いて全てがいじめに関するお話です。
それに関する感情が本当にリアルで、丁寧だと感じます。
本人の気持ち、親の気持ち、しちゃう子の気持ち。そういうのが、詰まっています。
それぞれに家庭環境が違うから、展開だって異なるけれど。一人の視点から感情を伴って語られる言葉には、重みがあるように感じました。

ここまできてなぜ『ビター・スィート・ホーム』がこれなのかは、あまり分かりませんでした。
いじめをテーマにした短編集かと思っていたのですが、それに関する話もありませんでしたしね。
強いて言えば、妻を始めとするおかーさま方のやっていることが、いじめに類することかもしれないですが、でも苦しみとかそういうのは何もわからなかったです。
だから、なんか釈然としないまま終わってしまった感じでした。何で入ってるのか考えながら読みました。
子育てに関する苦悩は感じ取れたんですけどねー、うーん。

でも、ちょっとこの方のこういう話を連発して読むのはきついですね。
たまに読むくらいなら、という感じでやらないと自分まで引きずられていきそうでした。

熱中症には気を付けて [日記]

7月末はとんでもなく暇でした。
そして、そのツケは翌月回ってくる。
てことで、えぇ、上旬、忙しさに殺されかけてました。
それに加えて暑い。特に倉庫。殺しに来てる。
外の方がマシな環境ってどんなだ……。と思ってしまいますね。
まだポスティングで市内を4時間とか歩いてる方が楽な気がしました……。

そんな倉庫ですが、今週、本当にやばかったです。
仕事があるとはいっても、準備がほとんどないものだったので、いつも通り掃除とか片付けをしていたんですね。
朝から日差しが殺しに来てるなぁ、なんて思ってたのですが、倉庫はもっとやばかった。
噴き出す汗がやばい……。気を紛らわすためにラジオを点けてみたり。
午前中は45分ほどで切り上げたのですが、まだ終わってないので午後もやることに。

今度はやることをなくしてしまった同期と二人でいたのですが、そこで問題が。
噴き出す汗、ぼうっとする頭、立っていることが辛くなる体。
途中、水筒に残っているお茶を飲んで戻ったのですが、症状は改善せず、一瞬くらっとくるところまでいった。
そこでやっと同期に「なんか立ってるのが辛いんだけど」と切り出してみた。
返ってきた答えは、
「それは……熱中症の前兆では?」
まっさかー、とも思ったのですが、ちょうど制服に着替える時間だったので、その後着替えてから事務所で過ごしてたんですが、不思議だ、治った。
立ってるのも辛くないよやったね!
と思ったのですが、原因は知りたいので、帰ってからネットで調べました。

熱中症になりかけてたらしいです。

外にいる方がマシ、という環境でお仕事をされる皆さん。
私みたいに小さい水筒一本で一日を乗り切ろう、などとは考えないようにしましょう。
リアルに死にます。
……ベジでもこの話をめっちゃ省略して書いたんですが、次々とお叱りを受けました……。
ちゃんと食べて、ちゃんと水分取りなさい、と。間違いないです。
あと、倉庫で倒れるなんて冗談にもなりません、と。たしかに。
……でも、倉庫で倒れてたら発見されるじゃないですか。
深夜の高速ドライブで寝落ちする方がシャレにならないですね? じゃあ大丈夫か……?


最近読んだ本。
有川浩『キケン』
男子大学生のとある部活のとある一コマを切り取った青春小説です。
ぶっとんだ先輩やぶっとんだスキルを持つ同期に後輩……。
この空気は私の知っているものにも通ずるものがあります。活動が厳しい点も含めてね。
でも、そんな仲間に囲まれて全力で過ごす生活が楽しいのも、また事実なんですよね。
きっと、ズィルさんが過ごした大学生活もこんなんだったのかもなー、なんて思えます。割と本気です。

特にお店の子が奮闘する学祭の話がお気に入りです。
アイデア出しからスープ作り、現場の雰囲気まで。一番生き生きしてるように感じられるので。
全編通して、何か一つのイベントを通して、深まっていく絆とかそういうのを感じられるとなんかこっちまで楽しくなってきます。こうやって信頼は作られるのかな、とか。
でも、先輩二人のキャラは濃すぎですね。私が彼らとうまくやれる自信は正直ないです。特に部長。
ちょっとあのテンションには付いて行けない。

輝かしい時間があった人なら共感できるであろう一冊でした。
私には男子特有のノリは当然ながら分からないけど、でも、もう取り戻せない時間があるからこそ、共感できる部分はいっぱいありました。
女子が読んだって何の問題もないです!

何かがおかしい [日記]

最近、どうも体調がおかしい気がします。というよりかは疲れがとれてないのかな。
さすがに、9時間寝て、起きた時眠かったのはもうね……。どうしようもないですね。あ、今日の話です。
眠気の限界で21時に寝て、7時近くまでだらだらしてたんですが……体が重い。

あと、ちょっと焦点が合わない時があって。
ぼんやりと見えることが多くなってきました。
こちらは単に視力が落ちただけかもしれないんですけど……、困ったことに、一時的なんですよね。
なんともなければいいんですけど。

でも一番辛いのはどう考えても冷房。
研修で行ったホールの和室がおかしいくらい寒くて(社長が「ジャケット別にいいよー」と言ったのですが、全員後悔した)。終わった後展示もあったんですけど、そんなの見れるか! 一刻も早く出る!!
と……。
よもや、富山のとんでもない蒸し暑さに感謝する日が出るなんて思いませんでした。
と、さすがにこれは極端ですが、冷房きつく感じる時があるんですよね。
冷房でダメージ受けるってもいいますし、よもやこれが原因か、とも勘繰りたくなります、はい。

最近読んだ本。
紅玉いづき『大正箱娘 見習い記者と謎解き姫』
レーベルの本ですね。立ち上げのティザーサイトの時から出されるのは分かってたので、ようやく、って感じです。
読むのに1ヵ月も掛かったけれど。
一応、ミステリと言われておりますが、正直、そういう感じはしませんね。強いて言えば第4章くらい?
よほど先日まで読んでいた『トリスタ』の方がミステリしております。
あと、サブタイトルの「謎解き姫」も正直……。
個人的にはまだまだ謎の多い少女、という感じです。

大正時代のお話。男装して記者をしている主人公と、箱にまつわる厄介ごとを引き受ける少女の話です。
タイトル通り、全4話、全てに「箱」というキーワードがあります。
アイテムから見立てまで、とかく箱であればいいらしい。
主人公の「女だから死んでいいなんてことはあってはならない」っていうのが全編通した強い想いですね。
そのためにお人好しを発揮しつつ、箱娘と共に奮闘しています。

何度か触れているでしょうが、この作家さんは、「少女を書く」のが得意な方です。
ですが、このお話は、少女と言うよりも、女の描写にぞくりと来るものがあります。
今際女優の最後は、読んでるこっちまで鬼気迫るものを感じましたね。
……「お前が年取っただけだろ」とか石投げられそうですけど(高校生の時から作品を読んでます)。

各章に出てくる、主人公が助けようと奮闘した女性たちのその後は描かれておりません。
果たして幸せになったのか、そうでないのか。今後描かれるかは分かりませんが、時代の中で生き続けていくのでしょうね。

冒頭、「時代は明けた」と主人公の祖父がかつて語った、とあり、それに対するモノローグが「溶けてしまいそうな逢魔が時が、よく似合う」というのを見て、こちらから見れば確かに、暮れゆく時間だよな、大正って、と思ってしまいます。
明治はたしかに、時代の夜明けという感じですけど、大正は沈んでいく感じがします。

時間のサブタイトルも出てますが、ちょうど読み始めた頃に作者ツイッターにてまさかの出産報告を見てしまったので、当分先になりそうな感じです。
いや、すっごい衝撃でしたけどね。他にも読むものがあるので、気楽に待ちたい所存です……。

吐き気がする [日記]

先月からかな。今までとは別パターンの吐き気に襲われております。
今日で3回目。
起きて、弁当詰めてる時に「なんかおかしいなぁ」と思うと息苦しくなる。
唾液の量が急に増えるので、「あ、吐き気だ」とは分かるんですよね。
ただ、吐くかと言われればノー、ってくらいには軽い。
実際、1回目の時は5分くらい座り込んだらすっかり元通りで朝ご飯食べて普通に仕事できましたしね。
2回目の時は休みの日だったかな。早朝に目が覚めて「あ、やばいやつだ」と思ったパターン。
こちらも、5分10分そのままベッドで横になってたら治って二度寝が出来ました。
そして、今日。
……治らない。
座り込んでもダメだから、ご飯食べるの諦めて10分くらい横になってたんですが、よくなる気配なし。
水とお茶をがぶ飲みして、とりあえず通常通り仕事へ行くも、どうも体が重い。ふらふらする。
施行だったので、始まるまでは隙を見て水を飲んでました。
気付いたら元通りでしたけどね。
でもなんなんだ、一体。

二、三年前も酷い吐き気に悩まされていまして。
こちらは、早朝(4時~6時くらい)に目が覚めて、有無を言わずトイレへ駆けこむ羽目になる。
当然中身なぞないので胃液かな、そんなのが出てきて、10分くらいで収まって、半日ダウンしてました。
ただ、頻発してたので、原因が分かりまして、それからは防げたんですよ。
現に、仕事始めてからの1年間は無縁でしたから。

そんなわけで、またそんな下手を踏んだわけでもないのに吐き気とお友達です。
まさか心身症なわけないよねー、とは思ってますが。

こう書くと「やっぱきつそうじゃないか!」って思われるでしょうが。
個人的には、でるるんさんが一番やばいと思うんです。時折、生きてるのかな、って心配になる時があります、はい。

最近読んだ本。
有川浩『植物図鑑』
トリスタもひと段落つきましたし、さて次何読もう、って考えてた時に映画公開の報を見たので、じゃあ乗っかるか、ということでチョイス。奥付見たら、初版は平成25年1月ということで、3年半積んでいたことになりますね。
3年前、というとちょうど鬱で死んでた頃か。納得。とはいえ、ぱらぱらとめくってはいたので、大体の中身は入ってたんですが。

飲み会帰りにどこの誰とも知れぬ男性を拾っちゃうところから始まるお話。植物と料理が繋ぐ恋物語、とでもいえばいいのでしょうか。
死にかけの食材で主人公が泣いちゃうくらいのおいしいご飯を作る男性を引き止め、ささやかな幸せを見付けるお話です。
べた甘恋愛小説、かと思いきや、植物と料理にそれなりの比重を置いてるので、そこまでべた甘じゃないです。
映画では「泣ける」とか銘打ってた気がしますが、個人的には泣けないです。

近所の再発見がてら、人の温かさや自然の素朴さにも触れていきます。畑のおじちゃんとの交流なんかいいですね。優しい田舎人、って感じでした。
見つけた植物をそのまま食卓にあげるのは斬新だなぁ、と。特にタンポポ! あいつ食べれるのか、ってこの小説で初めて知りました。
あんまり自然に触れずに育ってきたので、主人公と一緒で「すごーい!」とか思いながら読めました。
イツキがスーパーハウスキーパーなのが、この物語の肝ですよね。この2人の生き方がちょっとでも違っていたら、こんなにうまくいかないと思います。
イツキがいなくなっても「あたしは勝手に待つ」と決めた主人公に成長を感じられます。コンビニ弁当・惣菜三昧だったのが、「あの味を忘れたくない」という思いだけで料理し始めるんですもの。これを成長と言わず、なんという。
戻って来た時に明かされる理由が、自由を手に入れるための失踪と知ると、ちょっとほっとします。まぁ、あそこまでいい感じでいってるのに愛想尽かした、っていうのはあまり考えられないですけどね……。

巻末のカーテンコール、特に杏奈とイツキの物語は、第10章を綺麗に補完しているのでこれは読めてよかった、と思えます。
本編では、失踪している当人の気持ちは一切描写されませんでしたから。
本当は悩んで悩んで、それで黙って出て行った、中途半端な関係だったから、中途半端にしたまま出て行った理由が明かされて、イツキはちゃんと主人公の子と考えてたんだなぁ、と思えます。

あかん、一体これはどんだけ低レベルな感想だ。
……本当、こういった類はダメなんですよねー。
だから他の方の書くお話の感想もすっごい低レベルなんだ……。もうちょい成長したいです、はい。
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